ピョンヤン ラーメン家の箸袋

ピョンヤン ラーメン家の箸袋

平壌の外国人観光客が行けるレストラン

 中国SNS微博(ウェイボー)に刺身の盛り合わせと徳利(とっくり)の写真、映り込む箸袋にはピョンヤン ラーメン家の日本語が確認できる。

 投稿者は写真家という男性で、「たまにスマートフォンで撮影する平壌」という一文を添えて、9枚のやや輝度が低い写真を掲載している。その最後の写真にさりげなくピョンヤン ラーメン家の写真がある。

 投稿を見たウェイボーユーザーからは、「きれいな写真」「洗練された美」などのコメントとともに、「この日本料理屋は国営?それとも私営なの?」など日本料理店に興味を示すコメントも確認できる。このコメントに対して投稿者は返信していないが、「いつの訪問?」とのコメントには、2018年と短く返答している。

 掲載写真から2018年の秋頃の写真だと推測される。 ピョンヤンラーメン屋とは、藤本健二氏の「日本料理たかはし」のことだ。写真は料理のみで、藤本氏の写真や店内写真は確認できない。

個別リクエストができない中国人向け北朝鮮ツアー

 中国人向けの北朝鮮ツアーで日本料理たかはしへ行くことはあるのだろうか。

 「中国人向けツアーは原則20、30人単位の団体ツアーですので、基本的に個別の訪問リクエストを受けることことはありません。過去に日本料理たかはしを希望した人も弊社では記憶にないですね」(丹東・旅行会社)

 旅行会社担当者は、「日本料理たかはしへ行きたいとの事前のリクエストはありませんが、平壌で直接ガイドへ伝えてアレンジしてもらった可能性はありますね」と話す。

 ただし、中国人向けの北朝鮮ツアーは、基本的に個別行動はできず、参加者全員での行動となるため、全員で日本料理たかはしへ行くことは考えづらい。

中国人が平壌で4000円の日本料理を食べる?

 中国人でも日本料理好きは多いが、藤本健二氏へ個人的な思い入れでもなければ、わざわざで平壌で30ユーロ(約4000円)以上出して日本料理を食べたいと思う人は少ないだろう。今の中国の上海や深セン、大連などの大都市ならこの価格の半分もあれば日本人職人がしっかりと監修した和食を食べることができるからだ。

 「詳細はわからないですが、一般的な中国人向けツアーではなく、(中国)政府や企業関係者などの視察訪問、マスコミの取材訪問などであれば、日本料理たかはしへ行くことは考えられると思います。中国人旅行者は、日本料理に30ユーロも払うことに価値を感じないと思います。もしオプションで30ユーロを使うなら珍しいものを見たり、ショッピングしたいという人が大多数です」(同)

 新型コロナウイルスの影響で観光客も途絶えたため、日本人が許可されないような場所へも行ける中国人旅行者からの情報も入ってこない。

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