昭和40年代にコリア語から焼肉誕生。あっさりつけダレで肉そのものを楽しむ

昭和40年代にコリア語から焼肉誕生。あっさりつけダレで肉そのものを楽しむ

ホルモン女子なる言葉も誕生している女性に人気のホルモン

昭和40年代にコリア語から焼肉誕生。あっさりつけダレで肉そのものを楽しむ

 日本焼肉物語には、興味深い話が紹介されている。昭和30年代の電話帳を調べると、「焼肉」という店名が1軒も載っていない。そう、ここで日韓の国交樹立後についに焼肉という言葉が誕生することになる。

 朝鮮焼き(朝鮮料理屋)や韓国焼き(韓国料理屋)、ホルモン焼き(ホルモン屋)という言葉が混在して複雑になってきたので、コリア語(韓国・朝鮮語)で肉を焼くという意味のプルコギから焼肉という漢字を料理名に使い始める。その結果、昭和40年代半ばごろには、電話帳は、〇〇焼肉という店名で埋まることになる。

 こうして、肉をサガリやミノ、タン、ロースなど部位ごとに呼び、下味をつけない肉をそのまま焼いて、あまり自己主張が強くない様々なつけダレにつけて肉そのものの味を楽しむという焼肉スタイルが確立していくことになる。このつけダレをつけて食べるという習慣(冷ましたり、一呼吸を置く)は、日本独自の食文化から生まれたものとされる。

 よって、焼肉とは、日本生まれで朝鮮半島へ里帰りして現在の韓国スタイルの焼肉となり今にいたっている食文化なのだ。

記事に関連のあるキーワード

おすすめの記事

こんな記事も読まれています

コメント・感想

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA