翌5月1日はメーデーだったので、運動会のようなメーデーへイベントへ参加し、綱引きをしたり、北朝鮮の人たちと触れ合ったりできました。北朝鮮ナショナルチームが着るようなジャージもゲットし疲れも忘れテンションは上がっていきます。
問題は、開城や板門店のような観光地で、中国人団体客が大勢いました。多いだけならいいのですが、ガイドの指示に従わず、好き勝手に行動するためか移動が遅く、先へ進まない。観光施設も大混雑で、ガイドや案内軍人さんがブチ切れていました。
その影響で、私たちの予定も大幅に遅れ、午後からの平壌観光の一部がなくなってしまったのが残念です。
日本語が全く話せず当初は妙な距離感があった女学生ガイドですが、旅行が進むに連れてメンバーの語学力のおかげもあり打ち解けていきました。
当初、少年文化宮で子供たちに渡そうと持ち込んだ円形の棒付きペロペロキャンディを女学生ガイドへあげると、…
40代・男性
観光客の増加に対応できていないのか、北朝鮮入国時にトラブルが発生したり、平壌ではガイドの足りない状況が発生しているようだが、旅行代理店によると最近、退職しているガイドが増えているとの情報もある。
訪朝者の感想から見えてくるガイド不足は、旅行客急増だけが要因ではなく、北朝鮮社会自体の何かしらの変化なども関連しているのであろうか。
写真提供 コリアツアーズ