米朝首脳会談は実現するのか?開催日程はどうなる?トランプ大統領と金正恩委員長の発言や動向を注視

 ただ、どうも米国側も米朝対話を完全に中止し、北朝鮮と再び対立したいとは考えていない節がある。本当に強硬姿勢を示すのであれば、中止通告の中で「米朝首脳会談を開催する可能性は残されている」というような含みを持たせないはずだ。

 米国としてはイランの問題など解決すべき課題が山積みであり、北朝鮮問題からそろそろ解放されたい状況にある。北朝鮮が今回の中止通告に反発し、再び米国を非難するなどして対立姿勢を示さなければ、米朝首脳会談に応じない理由はない。

 そして、北朝鮮側としても、国内に向けて米朝首脳会談の開催を伝えていることからも後に退けない状況であり、今後、南北経済協力に向けて動き出すためには米朝間の関係改善は不可欠であることから、米朝首脳会談を諦めることはないとみられる。このことは上記の低姿勢な談話にも表われている。

 このような事態なので、北朝鮮側が態度を改めて米国と友好的に話し合うという姿勢を示せば、米国もそれに応えるだろう。その結果、米朝首脳会談を当初の6月12日、もしくはそれ以降の近い時期に予定する可能性は十分にある。

 6月14日に72歳の誕生日を迎えるトランプ大統領。米朝首脳会談の実現と成功を自身の誕生日ギフトにするため、米朝首脳会談を6月12日に再設定するかもしれない。

八島有佑

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