ジャージ姿でカフェ勤務の北朝鮮人女性も

ジャージ姿でカフェ勤務の北朝鮮人女性も

鴨緑江に面したロケーションにある北朝鮮レストラン松涛園飯店

9月9日北朝鮮建国記念日の丹東 北レス健在と新義州カジノタウン計画(1/2)の続き。

 9月9日、建国記念日の夕方の丹東高麗飯店では、北朝鮮人スタッフが普段より多い10人ほどいて、モニターには建国記念日ぽい映像を流していたが、特別な催しもなく、ステージショーの撮影は中国人客も含めて完全NGだった。


丹東高麗飯店
 
 9月9日、北朝鮮建国記念日の丹東高麗飯店。北朝鮮人女性スタッフがいつもより多くいたとのこと。

 丹東で外国人でも北朝鮮人と接することができるのは、北レスぐらいだったが、新しい変化として、丹東の大型ホテル内にあるカフェやバーで北朝鮮人女性スタッフを見かけることができるようになっている。驚くのは、ジャージだったり、ジョギングをするようなスポーツウェアで勤務してい姿も見ることができることだ。
 
 北朝鮮人であることをカモフラージュして目立たないようにしているのか、それとも何か別の意図があるのだろうか。

 また、彼女たちがどのようなビザで滞在しているかは不明だが、以前お伝えしたように観光ビザで滞在し、金銭をもらわないボランティア的な建前で滞在していることが考えられる。

 もし、この仮説が正しければ、今年12月末までに北朝鮮人労働者の完全帰国を完了させなければいけない国連制裁(国際連合安全保障理事会決議第2397号)完全履行後の来年1月以降も丹東には北朝鮮人労働者(労働者ではなくボランディア扱い?)を見ることができるのかもしれない。なんせ丹東は、目の前が北朝鮮と短時間で出国できるので北朝鮮人にとっては便利すぎるロケーションだからだ。

新鴨緑江大橋開通で新義州カジノタウン計画ブレークなるか

新鴨緑江大橋開通で新義州カジノタウン計画ブレークなるか

無期限開通延期中の新鴨緑江大橋

 7月に一部で報道があった丹東新区で無期限開通延期となっている新鴨緑江大橋開通についての開通見込みの話は、地元の旅行会社関係者からも出てこなかった。新鴨緑江大橋開通は、すでに完成しているものの開通していない。同大橋は、当初、下段に鉄道、上段に自動車と瀬戸大橋のような2階層の橋として計画されが、計画が見直されて、自動車専用道路として建設されたものだ。

 大連と丹東を結ぶ、高速道路と連結しており、そのまま乗り入れることもできるため物流の面や北朝鮮への自家用車日帰り旅行なども期待されている。

 7月の日本の報道では、新鴨緑江大橋を渡った北朝鮮側の道路や設備を中国側が全面負担することで同意して開通へ向けて動き出したと報じられていたが、丹東に大きな動きは伝えられていない。

 新義州カジノタウン計画とこの新しい大動脈は連動しているようだ。そもそもカジノを楽しむようなような中国人が、乗り合いバスで行くとはイメージしづらく、中国人富裕層が新鴨緑江大橋を自家用車で颯爽と通過して新義州のカジノを満喫するのではないだろうか。

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