逆にタイに入国する韓国人も少ない。イミグレーション警察の統計では、8月の入国者は1352人と、日本人入国者より2割ほど少ない。ベトナムは「サムスン」など大企業のエンジニアたちに対し特例で数百人の入国を許しているが、タイは基本的に特例がないことから、韓国人入国者が少ないようだ。通常時は韓国人観光客数は日本人よりも多いが、現状は大幅減となっている。
 

バンコクでのK-POP人気は変わらずも韓国人は減っている

バンコクでのK-POP人気は変わらずも韓国人は減っている

夜ということを差し引いても、搭乗ゲート付近は免税店も閉鎖され、電気も消えて静まり返っている

 タイの玄関口であるスワナプーム国際空港もフライト数がかなり少ないため、ターミナル内の飲食店などは営業しているものの、開店休業状態の店がほとんどだ。渡航者もフライトがない限りは空港に来ないので、ターミナル内はフライト時間が差し迫った乗客のみに限られる。

 とはいえ、日本行きの場合は乗客のほとんどが日本人なので、たとえば「全日空」のフライトが近づいた時間帯は空港内に日本人の姿が見え始める。一方、韓国行きの便は多いので数がばらける上、そもそも韓国人自体の往来が減っているので、空港で韓国人の姿は市中よりもさらに少ない印象だ。

 エンターテインメントの世界では相変わらずK-POPなどが人気なのは変わりはないが、実際的に韓国人の姿がバンコクではかなり減っているのである。

高田 胤臣
タイ在住ライター。2002年から現在にいたるまでバンコクで過ごしている。『バンコクアソビ』(イースト・プレス・2018年)、『バンコク 裏の歩き方【2019-20年度版】』(彩図社、2019年・皿井タレー共書)、『ベトナム裏の歩き方』(彩図社、2019年)、近著『亜細亜熱帯怪談』(晶文社、2019年・監修丸山ゴンザレス)など。
@NatureNENEAM
在住歴20年が話したい本当のタイと見てきたこととうまい話と(note)

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