11月30日から中国人向け北朝鮮ツアーと国際列車運行が再開?

11月30日から中国人向け北朝鮮ツアーと国際列車運行が再開?

新型コロナ感染対策で運行を停止していた国際列車が8月ぶりに鴨緑江を渡るのか

 韓国の北朝鮮専門ニュースサイトは27日、11月30日から中国人向け北朝鮮観光ツアーと丹東-平壌を結ぶ国際列車の運行を再開させることで同意したと報じた。

 記事によると新型コロナウイルス感染対策を優先させつつ陰性証明書を持参することを条件として中国人観光客を受け入れる方向で話を進めている。

 しかし、最近、感染が広がった山東省青島へ滞在歴があるとツアーへ参加することはできないと具体的な話も伝えている。

 現在、中国は希望すれば1人100元(約1550円)くらいでPCR検査を受けることができるので陰性証明書を用意するハードルは日本よりも低い。

観光客は制限。持ち込み外貨1万ドル制限は撤廃

 国際列車の乗客は3分の1程度に制限し、検疫体制を強化して状況を見ながら乗客を徐々に増やしていく。また、北朝鮮側で訪問できる場所は平壌と金剛山の2か所のみに限定することでツアー客の行動範囲を制限することでも合意したという。

 加えて、これまでの現金持ち込み上限1万ドル(約104万円)を撤廃し無制限とすることも合わせて確認されたという。北朝鮮では中国の「銀聯」カードや「アリペイ」、クレジットカードなどが使用できないため人民元を現金として持ち込んで買い物やマスゲームの観覧料のような有料オプション費用を払ったりしている。

国際列車と出張者往来の再開の可能性はあり

 事実であれば駐在員や出張者など非観光客から往来を許可して徐々に往来を再開させている中国も含めた周辺国の対応と異なり、いきなり観光客から解禁することになるが、果たしてどうなのであろうか。

 丹東と瀋陽の北朝鮮旅行の代理店関係者へ確認したところ、ともに「確認できていない」との返答だった。

 「中国政府は今月21日に今冬の海外への団体旅行は解禁しないとの通達を出しています。(北)朝鮮旅行も団体旅行扱いです。もしかすると1週間ほどで変更された可能性もゼロではないのですが、今のままだと中国へ戻ってくると入国地の指定ホテルで2週間の隔離処置を受けることになります。あと中国人は寒い季節にあまり旅行はしません。中医(中国医療=伝統的な東洋医療)の影響で身体を冷やすことを嫌うからです。いくら海外旅行に飢えているからといっても…。事実なら嬉しいですが」(瀋陽の旅行会社)

 その一方で、国際列車は運行再開させることはありえるという。

 「国際列車を貨物列車として動かすことはありえると思います。5月頃から貨物輸送や貿易関係者など出張者限定での往来再開の話は私たちも聞いていました。今月、国家旅游局(観光庁相当)から中朝国境は少なくても来年6月まで閉鎖し、観光業を全面再開させるのは来年6月以降になると聞いています」(同)

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