文政権が軍事面で米国と距離を置きたがっている素振りは、素人目からもわかる。日本との軍事情報包括協定(GSOMIA)の破棄を匂わせ、日米豪印による中国包囲網「クアッド」への参加を拒否するなど、米国からすれば裏切りともとられない行動が多々見受けられる。

 米国も軍事予算削減を近年の国策としているだけに、信頼できないと見れば真っ先に切ってきそう。在韓米軍の完全撤退も近い将来に現実化すると予想する有識者も多い。

 そうなれば、北朝鮮や中国からの脅威に独力で対抗できるか。テレビニュースで報道されるタリバンによるカブール占領の映像、近い将来にソウルが同じ事態になるのかも…と。
 

青山 誠(あおやま まこと)
日本や近隣アジアの近代・現代史が得意分野。著書に『浪花千栄子』(角川文庫)、『太平洋戦争の収支決算報告』(彩図社)、『江戸三〇〇藩城下町をゆく』(双葉社新書)、近著『日韓併合の収支決算報告~〝投資と回収〟から見た「植民地・朝鮮」~』(彩図社、2021年)。

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