中国朝鮮族が伝える北朝鮮人の結婚観

 11日、中国のSNSに投稿された北朝鮮の結婚観についての記事が中国人の高い関心を集めている。

 朝鮮族が運営する北朝鮮情報コミュニティに投稿された北朝鮮の恋愛事情や結婚観についての投稿からお伝えしたい。

「スカートを履いていますか?」

 朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)では、かつてはお見合い結婚が主流だったが、現在は自由恋愛が推進され増えている。北朝鮮の法定婚姻年齢は、男性が18歳、女性が17歳となる。しかし、近年の北朝鮮では晩婚化が進んでおり、男女とも25歳を過ぎてから結婚する人が多い。

 北朝鮮では、美しい女性に出会った場合、彼氏がいるかどうかを直接聞くことはとても失礼なことで、女性にとっても非常に恥ずかしいことだ。そのため、恋愛関係について、北朝鮮人たちは独自の表現を持っている。

 きれいな女性に彼氏がいるか聞く時には「ズボンを持っていますか?」と質問する。北朝鮮では、ズボンは男性を意味する。逆に女性が、男性に対して彼女がいるか確認する時には「スカートを履いていますか?」と聞く。スカートは女性を意味している。

ロングスカートとの結婚に憧れる北朝鮮人男性

 北朝鮮では、美しい女性のことを「ロングスカート」と呼ぶ。多くの北朝鮮男性はロングスカートとの結婚を夢見る。一方、「ミニスカート」は容姿があまり良くない女性を指す表現となる。また、新品のスカートは(結婚歴がない)独身女性を、破れたスカートは離婚歴がある独身女性を意味する。さらに、パッチ付きスカートとは、離婚後に再婚した女性を指す表現だ。

 北朝鮮の結婚式は非常にユニークで、新婚夫婦は、まず最初に万寿台の丘を訪れて2人の指導者像へ結婚の報告をする。その後、一緒に記念撮影をする。夫婦によっては一緒に植樹をするカップルもいる。

 北朝鮮の結婚披露宴での特別料理は冷麺。新婚夫婦が一緒に冷麺を食べるのは、夫婦の長寿を願う意味が込められている。

けんかが耐えなくても離婚しない理由

 北朝鮮では、離婚することは稀(まれ)で、世界的に見ても、北朝鮮の離婚率は非常に低く、1000組のうち数組しか離婚しないと言われている。離婚率にして1%未満となる。離婚の理由は、結婚しても子供ができないことがほとんどとされる。

 北朝鮮人の離婚率が低いのは、主に伝統的な結婚観によるところが大きい。北朝鮮人夫婦は、結婚して子供を持つとほぼ離婚しない。北朝鮮社会は、女性は内(家庭)の長であり、男性は外(社会)の長の役割を担う。

 もし、離婚した場合は、男女双方に過失があるとみなされる。女性は、家族の面倒を見ることができなかった。男性は、うまく家庭を管理できなかったと思われるからだ。

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