9月末に中国到着予定だった船便

9月末に中国到着予定だった船便

平壌・人民大学習堂で閲覧できる北朝鮮書籍

 北朝鮮から出版物を輸入する中国企業によると、北京の輸入代理店から9月末に届く予定だった出版物がいまだに届いていないと連絡を受けたという。

 予定では、出版物は船便として8月中旬に北朝鮮の港を出港。5週間ほどかけて9月末に中国の港へ陸揚げされる見込みだと代理店から聞いていた。しかし、国慶節(建国記念日)連休直前に確認しても貨物船の入港は確認できていない。

 今回、積まれているはずの北朝鮮の出版物は、昨年4月以降の労働新聞や雑誌、書籍などで、どの程度の種類や部数なのかなど詳細も伝えられていない。

 代理店は、国慶節連休明けに改めて現状を確認して報告すると回答しているが、代理店も北朝鮮側との連絡に苦労しているようだと輸入している会社関係者は話す。

 書籍を購入する会社関係者は、北朝鮮から出版物のデータを中国へ送信して中国で印刷、製本はできないのかと代理店を通して確認している。しかし、北朝鮮側は及び腰なのか、いい回答は得られていないと明かす。

 「今年の朝鮮風カレンダーのように中国で印刷すれば、わざわざ国際輸送せずに済みます。中国のほうがコスト高で価格は高くなると思いますが、それよりも時間のほうが大切ですよ」(輸入会社)

 中国から北朝鮮へ貨物船を使った海上輸送は、今年春から徐々に再開している。しかし、その逆の北朝鮮から中国への海上輸送は、大同江ビールなど一部にとどまっている状況が続いている。

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