貨物列車での陸路貿易が再開

貨物列車での陸路貿易が再開

左から中国丹東と北朝鮮新義州を結ぶ中朝友誼橋(旧鴨緑江第2橋梁)と鴨緑江断橋(旧鴨緑江橋梁)

 中国遼寧省丹東の貿易関係者によると、陸路での中朝貿易が16日から再開されることがわかった。

 3日にお伝えした通り、主に貨物列車を使い丹東側から新義州へ車両ごと渡す方式となるようだ。

 貿易再開が近づく中、丹東の貿易商には、懸念点が2つあるという。
 
 1つは、北朝鮮側の隔離消毒施設が完成していないこと。

 隔離消毒施設は、中朝貿易再開に備えて、新義州で建設が進んでいるとみられていた施設だ。航空写真でも確認されて報じられていた。

 もう1つは、北朝鮮からの購入資金の受け取りについて。

 北朝鮮は、輸入において現金先払いが慣習化している。これは国際的な信用が低いためで、中国も例外ではなく、北朝鮮が中国から輸入する時には、購入代金を現金で先払いしないといけない。

 「ドローンで現金を丹東へ無人運搬するって冗談みたいな話もありますよ」(丹東の貿易関係者)

 北朝鮮は、中国から車両ごと商品を受取る前に現金を払う必要がある。

 ドローンなんて使わなくてもこれまで密輸でよく使っていた川幅の狭い鴨緑江を無人ボートで運べは簡単であろう。しかも、今回は密輸ではなく、公の交易だ。

 そのため、中朝ともに堂々とできるのであろうが、日本や韓国など諸外国のマスコミがシャッターチャンスを狙っているので、深夜や早朝など暗がりで、まるで密輸のように闇夜に乗じてやり取りする可能性がありそうだ。

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