新規陽性者60人で翌日からロックダウンへ

新規陽性者60人で翌日からロックダウンへ

丹東駅前でライトアップされる毛沢東像

 実は、中朝国境の遼寧省丹東が26日から事実上の都市封鎖(ロックダウン)に入っている。

 その影響で1月中旬から再開されて週1、2回ほどの頻度で継続されていた国際列車での陸路での中朝貿易も中止が正式発表されている。

 丹東は25日に新型コロナウイルスの新規感染者が25人。中国の定義で感染者にカウントしない新規陽性者(無症状感染者)は35人。無症状感染者もカウントする日本の発表定義では60人となった。
 
 相変わらずのゼロコロナ政策を続ける中国の1地方都市で60人の新規陽性者は驚愕の数字となる。

 丹東市は即日全住民へのPCR検査実施と翌26日から外出制限となり、事実上のロックダウンとなった。

 26日とされる丹東駅前通りの映像では、通行人やバス、タクシー、自家用車がまったく確認できないゴーストタウンのような状態となった。

 どうやら最近、中国政府は、ロックダウンという表現を避けているようだ。

 中国語でロックダウンを意味する封城は、中国国営や中国共産党系メディアなど官製メディアでは確認できず、SNS上では、民間メディアや個人アカウントでの使用が確認ができるくらいとなっている。

 ロックダウンという表現は、湖北省武漢から始まり、ロックダウンが全土へ広がった2020年の春先頃までは、盛んに使用していたことが確認できるが、それ以降は、ロックダウンを使用しないようにとのお達しが出たのだと思われる。

 つまり、準NGワードとなったということだろう。

 強権的でイメージの悪いロックダウンは避け、あくまで、「大切な国民の命を守るための新型コロナ対策」として粛々と感染対策を行っているという印象操作なのかもしれない。

 丹東のロックダウンは、他の都市の状況から最低14日間は継続されるとみられる。


辽宁丹东突发情况,喊句“丹东加油”遭到怒批,错在哪里呢?

 18秒頃から26日と思われる丹東駅前の状況がわかる。

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