すぐにLINEを聞いてくる

すぐにLINEを聞いてくる

トロント大卒とセレブっぽい写真を掲載するアカウント

 「友だちになりたい。LINEを教えて。メッセンジャーでは出せないので」

 最近、フェイスブック・メッセンジャーでこのようなメッセージが増えている。

 中国からと思われるもので、友人希望として新規メッセージが届いてすぐにLINEアカウントを聞いてくることが特徴だ。

 情報があってからこの1週間で3人、同様のメッセージがあったので共通項と確認できたことをまとめておきたい。

 フェイスブックは、友人になっていなくてもメッセージを送ることができる。受け取った側が承諾すればやり取りができる。

 名前は、日本語混じりだったり、英語だったりと複数のパターンがあるようだ。

 プロフィールを見ると、日本在住、または、日本の出身になっていて、出身校はカナダだったり、オーストラリアのだったりと中国以外の大学になっている。職業は自営業で、カフェやフィットネスクラブなどの経営者となっていることが3人の共通項だった。

 フェイスブック上で公開されている写真は、リゾート地や自然豊かな観光地だったりとどこかセレブ感を漂わせていて、中国を思わせるものは確認できない。

日中ハーフ・日本生まれ・幼少期に両親が離婚

 一方的に伝えてくる情報は下記の3点。

・日中のハーフ
・日本生まれ。または、母親か祖母が日本に住んでいる
・幼少期に両親が離婚した。日本語があまり話せないので勉強したい

 その上で、LINEを交換したい。ここ(フェイスブック・メッセンジャー)では出せないとLINEのアカウントを求めてくる。

 そこで、中国語で問い詰めてみた。

 まず、カナダのトロント大学卒という自称女性に「トロントには何年住んでいたのか?」「専攻は何?」「実は、私もトロントに住んでいた。どこのエリア?」(誘導するため)

「1件LINEのアカウント獲得したらいくら稼げるの?」と聞いてみると

 また、さいたま市在住という女性には、「さいたま市の何区にいるの?」「最寄り駅はどこ?何線?」など聞いてみるも、いずれの質問もスルーされて一方的にメッセージを重ねてくる。

 再度、同じ質問を繰り返すと、「意味がわからない」と言い出すので、「〇〇さんのプロフィールにトロント大学卒業って書いてある」と伝えると、「カナダには1度も行ったことない。私は北京在住だ」と言い返す。

 質問に答えず、自分は日中のハーフで日本語を勉強しているのでLINEを教えてほしいと繰り返す。

 おそらく、日本語はテンプレートを使いコピペをしているが、中国語は母国語なのだろう多彩な表現で1文も長い。

 詐欺と半ば決め打ちし、質問内容を変えてみた。

 「1件LINEのアカウント獲得したらいくら稼げるの?」「誰に雇われているの?」「五毛党みたいな組織なの?」と矢継ぎ早に質問してみたら、「あなたは無礼な人だ。信用できない」と捨てゼリフを残してブロックされた。

 信用できないのはこっちのセリフだろう…。

中国ロックダウンの在宅ワークでLINE集め? ウソを追求してみたへ続く。

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