カテーテル治療のメンテナンスとも

カテーテル治療のメンテナンスとも

再びロックダウン中の瀋陽は昼間でも氷点下の日が続く

 金正恩(キム・ジョンウン)総書記が、10月上旬に極秘訪中して手術を行ったといううわさが中国朝鮮族の間で飛び交っている。

 遼寧省瀋陽の朝鮮族実業家は、あくまでうわさレベルの話だと前置きした上でシェアしてくれた。金総書記は、瀋陽市内の大学病院でカテーテル治療の手術を日帰りで受けたという。

 うわさによると、瀋陽へは空路ではなく国際列車で中国入りし、丹東から自動車で瀋陽へ移動。担当医は、北京から派遣されたなどかなり具体的だ。

 担当医が中国人医師か外国人医師かまでは明らかではないが、医療施設は瀋陽でもしっかりとそろっているので医師だけが出張してきたのだろうとのこと。

 しかも、今回の手術は1回目ではなく、過去に行ったカテーテル治療のメンテナンスだったとみられる。

 カテーテルは、狭心症などの治療でよく用いられることで知られる。

 金正恩総書記は、過去にも動静が伝えられない期間が長くなると重病説が流れたことがある。重病説が報じられると、それを打ち消すように動静が報じられることも多い。

 瀋陽は、東北3省でもトップクラスの大学病院があり、北朝鮮とはコロナ禍前から直行便で結ばれている。

 また、瀋陽には北朝鮮領事館もあり、中朝国境の丹東から自動車なら3時間ほどで到着する距離に位置している。

 10月上旬時点では、瀋陽も丹東も都市封鎖(ロックダウン)される前のタイミングだった。

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