メイソウは日本企業?騒ぎ後に東京本社の住所を削除

メイソウは日本企業?騒ぎ後に東京本社の住所を削除

黎明通りの元メイソウ「進化」

 「ダイソー」と「ユニクロ」と「無印良品」を足して2で割ったような店と言われる中国の雑貨チェーン「メイソウ(名創優品)」が、平壌にと話題となったは2017年7月だった。オープンは17年春ごろで同社公式サイトにもオープニングセレモノニーがプレスリリースに載っていた。

 問題視されたのは、メイソウは本社は日本にあると2013年の創業以来アピールしていたからだ。「日本企業が北朝鮮へ進出?」として国連制裁に抵触すると騒ぎになったのだ。

 日本の各マスメディアはメイソウが本当に日本企業なのかと取材した結果、日本企業ではないと判断したようで、現在ではほとんど関心を示していないようで、ユーチューバーが面白おかしく取り上げているくらいだ。しかし、このときの反応が影響したのか、メイソウは、これまで掲載していた東京都渋谷区としていた本社住所を削除。中国語サイトでも日本の本社住所は見当たらず本社住所は曖昧にしている。

北朝鮮ガイドは今でもメイソウと呼ぶ

北朝鮮ガイドは今でもメイソウと呼ぶ

北朝鮮は出典を示す色がついていない(メイソウ公式サイトより)

北朝鮮ガイドは今でもメイソウと呼ぶ

 ほぼ同時に出店国にあった北朝鮮も削除し、金正恩党委員長が肝いりで建設を進めた黎明通りにある平壌店のオープニングセレモニーのプレスリリースも姿を消した。2017年7月末には平壌店はいったん閉店。観光客を近づけないようにして店名を「進化」としてリニューアルオープンを遂げた。メイソウとはまったく別の独自店だと主張している。

 2017年秋以降、訪朝者が希望しても元メイソウへ行けない状態が続いていたが、2018年には元メイソウである進化へ再び行けるようになった。

 現地ガイドは今でもメイソウやミニソと呼び日本ブランドだと思っているようだ。ミニソ(MINISO)は製品にも印字されるメイソウの英語名だ。

商品価格はタイやベトナム店舗と同じくらい

 黎明通りの進化は目立たないようにするためか日が落ちた後でも店内の明かりが外に漏れているだけで店頭は薄暗い。大きな看板はないものの進化の店名はやや控え目に掲げられている。ガイドは店内はもちろん、店外の撮影もしないように口酸っぱく言うようだ。やはり大概的な問題で各ガイドは朝鮮観光総局から厳しく指導されているのだろう。

 店内に並ぶ商品は、中国やタイ、ベトナム、日本などにあるメイソウと同じ商品が並ぶ。価格は200円相当からとタイやベトナムと同程度のようだ。北朝鮮の物価からすると超高級品となる。中国のメイソウは10元(約160円)から売られている。

 店内のポスター等にメイソウの名前や世界中のメイソウで見かける日本語のキャッチフレーズ「今の生活が好き、だから、名創優品」はなかったようだ。

メイソウ名創優品

参考サイト
衝撃!あの人気雑貨屋が平壌に出店していた東洋経済オンライン

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