欧州唯一のアムステルダムの北レスは半年あまりで閉店

欧州唯一のアムステルダムの北レスは半年あまりで閉店

左から19年9月上海の北レス女性スタッフと19年10月ウラジオストクの北レス(ともに旅行者提供)

 北朝鮮レストラン(以下、一部北レス)消滅へのカウントダウンの足音が聞こえ始める中で、友好国ロシアの北レス閉店が始まっているなどと韓国メディアが伝えている(もっとも伝えるのが『聯合ニュース』なのでそのまま鵜呑みにするのは危険だが)。

 これまでKWTでは、中国を中心にタイなどアセアンの北朝鮮レストランについて伝えてきたが、それ以外、北レスはどんな国にあったのかをご紹介したい。

 まずは、北朝鮮の平壌からもっとも離れた国にあった北朝鮮レストランとして挙げられるのは、アムステルダム(オランダ)にあった「平壌レストラン」だ。

 同レストランは、オランダ人オーナーと北朝鮮との合弁で2012年1月にオープン。しかし、その半年あまり後の8月には営業を停止し9月に廃業している(北朝鮮レストラン、オランダで廃業)。

 原因は、北朝鮮側は賃金の未払い。オーナー側は、北朝鮮に騙された契約を結ばされたと主張している。


FullColor report: North Korean restaurant ‘Pyongyang’ in Amsterdam

もっとも平壌から遠い北レスはアブダビ(UAE)

 上記、参考サイトによると90年代にはウィーン(オーストリア)にも北朝鮮レストランが存在したと紹介している。アムステルダムとウィーンでは、イギリスに近いアムステルダムのほうが北朝鮮からもっとも遠い北レスと見ていいだろう。

 アムステルダムの平壌レストラン消滅後、もっとも平壌から遠い北朝鮮レストランは、ドバイとアブダビ(ともにアラブ首長国連邦=UAE)の3店となる。今春に訪れた旅行者のツイートで営業を確認しているが、現在は不明だ。
 
 続いて、日本人からするとちょっと意外な感じがするかもしれないのがモンゴルだ。モンゴルは社会主義時代から北朝鮮と親密な関係を維持しており、元横綱朝青龍(ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏)が、引退後の2010年4月に北朝鮮を訪問したこと(朝青龍が北朝鮮を訪問)などが日本でもニュースとなった。

絶対エースの北朝鮮美女が名刺で微笑むウランバートル最後の店も今秋閉店

 モンゴルの首都ウランバートルには、最盛期には4店の北朝鮮レストランがあったようだが、2019年に入った段階では、「平壌百花レストラン」1店舗となり、現地入りした取材者によると、秋には同店の閉店を確認したという。

 画像検索するとヒットするが 平壌百花レストランは名刺が有名で、リーダーにして、絶対エースの美女が名刺左側でニコリと微笑む。彼女は、数年前に閉店した「平壌レストラン」という別の店に在職していて閉店後、平壌百花レストラン へ移動してきたらしい。これでモンゴルの北朝鮮レストランは全滅となる。

 さて、最後は、国境を接し北朝鮮が重要視する友好国のロシアだ。

(続く)

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