中国で販売規制された指導者バッジ

中国で販売規制された指導者バッジ

1年前と比べ明らかに販売店が減っている大同江ビール

中国で販売規制された指導者バッジ

 中国のECサイト最大手「淘宝網」には、日本のヤフオクやメルカリなどと同様に北朝鮮グッズが売られている。
 
 日本は、昨年12月にメルカリ上で大同江ビールを転売していた男性が書類送検された事件などの影響で北朝鮮のアルコール製品の出品は各社自主規制で削除されている。

 日本と中国で扱われている北朝鮮グッズの大きな違いの1つは、淘宝網では大同江ビールなど北朝鮮の酒類が大量に販売されていることだ。最近では缶ビールも販売されている。

 他を探してみると北朝鮮紙幣、貨幣、記念切手、勲章メダル、国旗バッジなど日本でも取引されているものが販売されている。

 逆に日本でしか売られていないものには指導者バッジがある。

 中国は偽物やまだ存在が確認されていない金正恩バッジ、まったく作られていない可能性が高い金与正バッジなど現代の指導者をモデルにした模造バッジも大量に売られていた。しかし、北朝鮮側から強い規制要請があったようで、日本ではアマゾンなどで見かけるような指導者のパロディグッズも含めて現在、指導者関連のグッズはまったく見かけない

 どうやら中国政府が北朝鮮からの要請に応じて削除対象にしたようだ。

北朝鮮化粧品に興味ある?

北朝鮮化粧品に興味ある?

朝鮮人参がまるごと1本入った北朝鮮製の化粧水

 さてもう1点、淘宝網では売られているが、日本では売買されていないものがある。それは北朝鮮の化粧品だ。

 朝鮮人参入りの化粧水、保湿クリーム、変わり種ではシャンプーとリンスなどもある。

 中国人(漢民族)の20、30代の女性に聞くと、「興味ない」と即答された。では、朝鮮族の女性はどうかといえば、「化粧水は試したことはありますが、この価格なら日本製コスメのほうが圧倒的に品質がいいですよ」とのことだった。

「中朝国境封鎖前に仕入れた」

「中朝国境封鎖前に仕入れた」

淘宝網(タオバオ)で販売されている北朝鮮化粧品

「中朝国境封鎖前に仕入れた」

 そもそも、中朝国境が封鎖されて1年以上が経過しているので、今、淘宝網で販売している北朝鮮化粧品は、いつ入荷したのだろうか。販売店に聞いてみると、国境封鎖前の1年以上前に仕入れたものだとの回答だった。

 売れないのか、それとも大量の在庫を抱えているのか不明であるが、すでに1年は使用期限を消費していることになる。

 一般的に日本の化粧品は、未開封状態で使用期限3年が多いようである。北朝鮮の化粧水の説明書に保管期間24か月と記載があるので、淘宝網で発売されている使用期限2年の化粧水は、実質的な使用期限はあと1年を切っていることになる。

 女性(男性でもいいが)で北朝鮮の化粧品やコスメを試した人がいれば、ぜひ日本や韓国製と比較した感想を寄せてほしい。興味がある人も多いのではないだろうか。

 ちなみに中国最大手の卸売サイトのアリババも含めて、北朝鮮たばこは日本同様に売られていない。これはたばこ税の関係での販売規制だとみられる。

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