そんな歴史があるだけに、韓国が半導体素材の国産化宣言などすれば、

 「また、日本から盗む気か?」

 日本政府や素材関連企業が警戒感を顕にするのは当然だろう。今回の技術流出を防ぐことを目的とした外国人株主権制限に対して、韓国側が強く反発すればするほど、

 「やっぱり、盗む気だったのだな」

 と、さらに疑念が深まってくる。新日鉄や東芝の轍(てつ)を踏まないためにも、日本の先端技術を守るための法整備が急がれるところだ。
 

青山 誠(あおやま まこと)
日本や近隣アジアの近代・現代史が得意分野。著書に『浪花千栄子』(角川文庫)、『太平洋戦争の収支決算報告』(彩図社)、『江戸三〇〇藩城下町をゆく』(双葉社新書)などがある。

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