2018年は前年の約4倍380人ほどの日本人が北朝鮮観光

2018年は前年の約4倍380人ほどの日本人が北朝鮮観光

※忘年会イメージ

2018年は前年の約4倍380人ほどの日本人が北朝鮮観光

 2019年12月7日、北朝鮮旅行の手配代理店「コリアツアーズ」(中国大連)主催の忘年会が都内で開催され18人が参加し交流を深めた。

 同社主催の忘年会は、昨年に続く2回目で、今年は、半分以上が今年、同社手配で訪朝した人たちが集まった。中には香川や大阪から駆けつけてきた参加者もおり、それぞれが自己紹介で紹介すると参加者から驚きの声が上がっていた。

 2018年以降、北朝鮮情勢が大きく好転したことにより昨年、今年と日本人訪朝者は増えているという。『北朝鮮と観光』(礒﨑敦仁 著 2019年・毎日新聞出版)によると、昨年の日本人訪朝者は380人ほどだったと見られるので、2017年までの年間100人前後からすると、4倍近くに増えたことになる。この人数は観光目的で北朝鮮へ旅行した日本人の数となる。

4か月間で2回や3年間で6回訪朝など北朝鮮旅行にハマる人たち

 自己紹介でこの忘年会でどんな情報を知りたいかと尋ねられたある参加者の男性は、「どんな人たちが集まるのかこの目で見てみたかった」と話し、会場から爆笑が起こった。

 「多くのお客さまがお1人で訪朝されるので、せっかく旅で見聞きした貴重な体験をリアルにシェアできる人たちが周りにいないため、共有できる仲間を作りたいというお声をいただくのでこのような機会を企画しています。『北朝鮮へ旅行してきた』なんて、なかなか職場では迂闊には話せない話題でしょうから…」(コリアツアーズ日本スタッフ)

 さらには、今年の年末年始のカウントダウンツアーで初訪朝するので、入国や滞在情報を経験者から聞いてみたいという人や、今年9月に訪朝したばかりにもかかわらず、年内にもう1度、訪朝する人、3年間で6回訪朝したという猛者など濃い面々が集結した忘年会になったようだ。

 最後は、参加者が持参した土産や品々をプレゼントするじゃんけん大会を行い忘年会は幕を閉じた。

2020年は温泉と地方都市が熱い

2020年は温泉と地方都市が熱い

2020年は温泉や地方都市をさらに観光解放するかもしれない

 来年の北朝鮮観光は、温泉と地方都市が観光資源、スポットとして注目される年になると思われるということだ。

 「ぜひこのようなリアルな集まり、オフ会などを利用して旅仲間を作って、人数が集まれば集まるほど旅費が安くなるグループ割の制度を上手に生かし旅費を節約しつつ、豊かな体験をしてほしいです」(コリアツアーズ日本スタッフ)

 コリアツアーズによると、日本では、1964年(昭和39)に海外への個人旅行が解禁され、90年代半ばになると、インターネット普及で個人で旅費や航空券を比較して旅をする時代を迎え1人旅やプライベート旅行が当たり前になっているためか、見ず知らずの人と団体旅行(現地で1グループとして一緒に行動)することに抵抗を感じる人が少なくないという。

 確かにSNSもリアルでもいいので、知り合って顔見知りになっておけばグループ旅行への心理的な抵抗感は大きく下がりそうだ。そうするとデジタルやIT全盛の現代だがアナログな出会いが特殊な国「北朝鮮」へ旅をするならより重要になってくるのかもしれない。

 北朝鮮へ行ってみたいけど不安という人は、まずは、このような非日常的なイベントへ参加してみるのもいいかもしれない。

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