K7機関短銃は過去にインドネシアへ輸出されことがあり、それがイランに流れた可能性はある。と、韓国政府は分析しているが、それを信用してもらえるか。これまでも大量破壊兵器や生物兵器の原材料になるとして輸出を制限されている戦略物資を、韓国企業がイランやシリアへ不正輸出した前科がある。日本政府が韓国に対するフッ化水素などの輸出規制を行ったのも、そのあたりに信用がおけないと判断したからだ。

 韓国からすれば、これ以上疑われることは、避けたいところだろう。たかが古着の軍服といえども、神経質になってしまうのはわかる。
 

青山 誠(あおやま まこと)
日本や近隣アジアの近代・現代史が得意分野。著書に『浪花千栄子』(角川文庫)、『太平洋戦争の収支決算報告』(彩図社)、『江戸三〇〇藩城下町をゆく』(双葉社新書)、近著『日韓併合の収支決算報告~〝投資と回収〟から見た「植民地・朝鮮」~』(彩図社、2021年)。

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