中国人出国率7.2%(2014年)

中国人出国率7.2%(2014年)

2019年タイを訪れた中国人観光客は1000万人を超えていた(タイの夜の街を観光するツアー客)

 コロナ禍前に中国人観光客による爆買いが話題となるなど、中国人旅行者は日本だけなく、世界中にあふれていた。

 先にこれから紹介する投稿内容に触れてしまうが、中国人は以前と比べると、格段に海外へ行きやすくなった。それがコロナ禍前の状況だった。

 しかし、実は、現状でも中国人の海外旅行は事実上の許可制で、無条件で誰でも行けるわけではない。

 少し古い統計となるが、日本政府観光局(JNTO)が発表した2014年の国別出国率を見ると、中国人は7.2%。コロナ禍前の中国人出国数を見ると、10%ほどになっていると思われるが、ここには全体の6割ほどとされる香港、マカオも海外扱いされて含まれている。ちなみに、日本人は13.3%、韓国人は31.9%(いずれも2014年)となる。

コロナ禍前の訪日中国人959万人

 詳細は機会を改めて別記事で紹介するが、中国は親族に中国国民党に関わった者がいるなどでパスポート発給を制限したり、一部の国のビザ申請に所得制限を設けたりしている。

 また、“邪教”法輪功や反政府活動に関わったと認定された中国人も海外渡航は制限されているとされ、出国制限をかけてこの7.2%となっているのだ。

 もし、中国政府がコロナ禍前の傾向へ戻して、さらに海外旅行を緩和してしまい韓国人並の出国率3割などになったら、2019年、訪日中国人は959万人だったので3000万人近くになってしまうことを意味する。

 以前と比べて、比較的に自由に海外へ行けるようになった中国人が、それを誇るかのようなSNS投稿をたまに目にする。
 
 今回紹介する「定期的に出国できる北朝鮮人はどんな人?」という投稿は、事実上、海外旅行が禁止されている北朝鮮の現状を紹介することで、自分たち中国人は、海外旅行を謳歌(おうか)していることを実感しているのかもしれない。

中国を旅行した北朝鮮人は聞いたことない

 今、私たち中国人が海外へ行くのは簡単だ。海外旅行好きは年々増えている。世界はとても大きく、すべての人が見たいと思うようになった。非常に多くの人が日本や韓国、東南アジアへのツアーへ参加するのを好んでいる。

 コロナ禍前、北朝鮮への旅行が好きな中国人も増えつつあった。

 北朝鮮は人気がある観光国ではないので、北朝鮮への旅は比較的ニッチな旅先となる。

 北朝鮮は隣国であり、北朝鮮旅行を好む中国人観光客は少なくないが、その逆、北朝鮮人が中国を旅行したという話はほとんど耳にしない。

 北朝鮮では、中国よりも国外へ出ることが難しい。一般の北朝鮮人は、パスポートを取得することができないので、海外旅行なんて夢のまた夢だろう。

 しかし、北朝鮮にも出国が容易な人たちがいる。まずは、演奏者などアーティストである。

 北朝鮮には、多くの芸術団が存在し、海外公演もよくあるので、北朝鮮のアーティストが海外へ行くことはごく普通のことと言える。

「出国できる北朝鮮人はどんな人?」 中国人も知らない海外派遣先へ続く。

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