香港との往来も再開

香港との往来も再開

23日から入境後の隔離処置を撤廃したマカオ

 マカオ政府は、23日から入境規制を緩和し、入境時の検疫、入境後の5日間の隔離も撤廃しすぐに移動できるようになった(要陰性証明)。

 マカオでは7日、中国本土のゼロコロナ政策緩和を受けて、防疫処置を段階的に緩和していた。

 17日以降は、入境後、5日間のホテルなどでの隔離が必要だったがそれも撤廃されたことになる。

 なお、香港は14日からすでに入境後3日間の隔離を撤廃している。マカオとの往来も再開されている。

 香港での隔離免除には、香港政府が認可する19種類のワクチン接種を証明するワクチンパスポートが必要となる。

 ファイザーやモデルナ、アストラゼネカなどに加え、香港大学がオミクロン株に対して効果がないと発表後、すぐにもみ消されたシノバックなどの中国製ワクチンも含まれている。

 現時点でも香港やマカオから中国本土へ移動する時には、必要なビザを取得した上でホテルでの強制隔離を受けることになる。

 マカオでは今後、1~2週間で新型コロナウイルスの感染ピークを迎えるとみられ、全人口の最大8割が感染する予想が出されている。そうすると、香港も同時期にピークを迎えると思われる。

 中国本土では、来年1月22日の春節(旧正月)あたりに感染ピークを迎えると予想されていたが、感染ピークはもっと早まるのではとの修正予想も出されている。

 米ブルームバーグ通信は22日、中国政府は1月から中国本土入国者のホテルでの強制隔離を撤廃する方向であると報じた。

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