南北関係は韓国側の行動にかかっている。ビーガン訪韓に注目

Q その上で、南北対話の進展には何が必要となるでしょうか。

 6月24日に金英哲副委員長が談話を発表し、「北南関係の展望は南朝鮮当局の態度と行動にかかっている」と述べるなど、朝鮮側は北南関係がどうなるかは文在寅大統領や韓国政府の行動いかんにかかっていると捉えている。

 朝鮮側が具体的に求めているのは、民族共助や、韓米実務協議会(ワーキンググループ)の解体、そして、板門店共同宣言や平壌宣言、南北軍事合意書に基づく実践的な行動である。

 特に、朝米実務協議会がどうなるかが試金石となると言える。

 ビーガン国務省副長官が7月7日に訪韓した際、韓国政府がこれらについてどれだけ米国に強く打って出ることができるかどうかで南北関係は決まってくる。

 以上を踏まえると、今回のビーガン訪韓に関連した韓米両政府の発言や行動には注目である。
 
 
康成銀朝鮮大学校朝鮮問題研究センター研究顧問
1950年大阪生まれ。1973年朝鮮大学校歴史地理学部卒業。朝鮮大学校で歴史地理学部長、図書館長、副学長、朝鮮問題研究センター・センター長を歴任。現在は同センターで研究顧問を務めている。
 

八島 有佑

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