元日から通関電子データ送信義務化スタート

元日から通関電子データ送信義務化スタート

2021年1月1日から国際郵便の事前通関電子申告が始まった

元日から通関電子データ送信義務化スタート

 今年の元日から新しい国際郵便の制度が始まった。これまで手書きの送り状でも送付できた国際郵便が事前に通関電子データを申請する制度に変わったのだ(通関電子データ送信義務化)。

 この制度導入の目的は、セキュリティ面の強化にある。ここでは通関電子データ送信義務化の詳細は割愛するが、興味があれば、通関電子データ送信義務化で検索すると日本郵便の公式サイトがヒットするので確認してほしい。

PC版とスマホ版が一部不連動

 1月1日以降、日本から海外へEMSや船便で荷物を発送しようと思ったら、まず、日本郵便の「国際郵便マイページサービス」へアクセスして、郵送予定の内容物を事前に電子通関申請する。

 多くの人が初めて利用することになるので、アカウントを作成し、送り主を登録し、送付先を入力か、手間は同じなのでアドレス帳へ登録しておくと便利だ。

 この通関電子データの事前送信はパソコン、スマートフォンのどちらからでも利用できる。しかし、現時点では、始まったばかりのためか、パソコン版とスマホ版の一部が連動しておらず、パソコンで登録したアドレス帳がスマホ版では反映しないなどが起こっている。

 また、内容物の登録画面もパソコン版とスマホ版で一部違っていて、やや戸惑うことがありそうだ。

国交がない北朝鮮へも国際郵便は送れる

 多くの日本人は認識していないと思われるが、日本から国交がない北朝鮮へも荷物を国際郵便として送ることはできる。逆に北朝鮮から日本へも荷物を送ることはできる。

 北朝鮮を観光で訪れる日本人が、旅の記念にとポストガードを北朝鮮から日本へ送る人も多い。海外へのポストカードは、平壌の高麗ホテルや羊角島ホテルなどから送ることができる。ポストカードが日本へ到着するまでおよそ1か月から1か月半かかる。経由地なので日本よりも早そうな中国でも同じくらいかかるので、かなり寄り道をする国際郵便となっている。

2019年11月から北朝鮮へ国際郵便が送れない

 日本在住の北朝鮮からの帰国者や脱北者は、北朝鮮に残る家族や親戚へ定期的に食糧や衣類、薬などを船便で送っている。そのうちの1人へ話を聞くと、平時だと発送してから相手が受け取るまで2、3か月ほどかかるそうだ。北朝鮮到着後、検査という建前で荷物を開けられて取られてしまうことも日常茶飯事だと話す。

 北朝鮮向けの国際郵便は、一昨年11月以降、送れなくなっている。2019年11月以降に発送した荷物は、半年後の昨年春先から夏に次々に送り返されてきたという。

 正確には、2019年11月に送った分が中朝国境へ到着した翌年の1、2月に新型コロナウイルス対策で、国境が封鎖されたからだ。

 現在、日本郵便の国・地域別の差出可否の北朝鮮を見ると、EMS、航空便、SAL便、船便のいずれも受付できない状態と表示されている。

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