北朝鮮・気象当局が台風直撃を警告

北朝鮮・気象当局が台風直撃を警告

大雨対策をする黄海北道鳳山郡の農場。8日付・労働新聞(提供 コリアメディア)

 北朝鮮国営の朝鮮中央テレビ(KCTV)は、8月1日から3日まで北朝鮮東北の一部地域で降水量が580ミリ・リットルを超え、大雨による洪水が発生したと伝えた。

 特に清津市付近の富寧郡には3日間で583ミリ・リットルの降雨が記録され、もっとも大きな被害を出した。咸興近郊地域では308ミリ・リットルの雨が降った。1日から2日にかけて北朝鮮東北の広い地域へ100~320ミリ・リットルの降雨が記録された。

 また、KCTVは、咸鏡南道の1170戸の家屋が破壊または浸水の被害を受け、咸興市付近の新興郡と栄光郡の家屋や道路、橋などが茶色く濁った水の中に水没していることを衛星写真で紹介。咸興市の軍用空港・徳山飛行場も水没する被害が発生している。

 北朝鮮の気象当局は、5日のKCTVのニュースの中で、7日から9日まで東海岸側で引き続き大雨が予想されていると注意を促し、今後2か月間で台風が直撃する可能性があると警告した。

 と中国のSNS微博(ウェイボー)で投稿されている。

 この投稿に対して、「東京オリンピックの影響で完全にスルーされている」「食糧難がさらに悪化する」「もう中国へ助けを求める電話をしているのでは?」などのコメントが確認できるが、件数は少なく関心の低さを感じさせる。

 北朝鮮は昨年8月末には3連続で台風直撃の被害を受けて、農作物収穫に大きな影響が出たとされる。

 8日の朝鮮中央通信は、5日に金正恩(キム・ジョンウン)総書記が水害復旧を指示したと報じた。

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