同じ車両だが国内線列車扱いなら安い

同じ車両だが国内線列車扱いなら安い

丹東-平壌の国際列車も週2、3本存在し丹東発なので地元旅行会社以外の一般寝台ゲットが難しい

 丹東以外から乗車するチケットであれば日本の旅行会社でも購入はできるようだが、問題はある。まず、国際列車として購入すると非常に高額であること。同じ鉄道を中国国内列車として「Trip.com」で検索すると、国際列車の一般寝台車席相当が、4099円、高級寝台車席相当が、6246円となっている(12月14日現在)。

 これが国際列車扱いで購入すると数倍に跳ね上がるという。同じ車両、同じ席にもかかわらずだ。さらに問題は、北京からは14時間近くもかかるので身体的負荷が大きいことだ。では、乗車時間が最短で済む瀋陽発でと考えると深夜3時と中国慣れしていないとかなり厳しい時間帯となる。旅行会社のフォローも大変になるので、代理店は瀋陽発もあまり乗り気ではないようだ。

平壌行き国際列車は購入困難だが丹東・北京行きは簡単に買える謎

 丹東発の国際列車はこのような状態となっている。しかし、戻りである平壌発の丹東行きの国際列車は、行きと同じ原則で出発地に裁量が与えられているので、北朝鮮側に販売権があり、中国以外の旅行会社でも購入することができる。不思議なことに行きは取れないのに平壌発は以前と変わらず比較的に簡単に確保できるという。

 一体、行きに国際列車を利用した中国人旅行者たちは、どうやって帰国しているのだろうか。実に北朝鮮と中国らしい不可思議な現象である。

 新型コロナウイルス感染が収まり、中国への渡航ができるようになれば、北朝鮮も外国人観光客の受け入れを再開するだろう。現時点では、その時期はまったく不透明ではあるも、再開したときに昨年と同じような状態。つまり、丹東発の国際列車チケットが買えないという状況が継続しているのだろうかに注視していきたい。

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