ホーチミン市周辺の感染が深刻

ホーチミン市周辺の感染が深刻

厳しい感染状況が続くホーチミン市

 16日午後12時からベトナムの首都ハノイでロックダウンが一部解除され、非生活必需品店とされた文具や書店、車両修理店、飲食店(テイクアウト限定)などが営業再開を認められた。

 ハノイ在住邦人とみられるツイートには「街に活気が戻った」「ロックダウンの影響か空気がきれい」「久しぶりにネオンが復活」などのロックダウン解除後の感想が確認できる。

 ベトナム保健省が19日に発表した新規感染者は1万40人。このうち入国者15人、ホーチミン市5496人、ビンズオン2332人、ドンナイ953人などとなっている。

 また、同日発表の死亡者は233人。ホーチミン市182人、ビントゥアン31人、ロンアン9人などとなっている。

 新規感染者、死亡者ともにホーチミン市と隣接の省が上位を占めていてベトナム南部の感染が深刻であることがわかる。

「中国に洗脳される…」シノファームが多い

 ハノイ在住の日本人男性によると、9月3日に在ベトナム日本国大使館から在留邦人向けに新型コロナウイルスワクチン接種を希望するかを確認するアンケートが配信された。

 メールには、接種は今月から11月にかけて実施予定で、使用するワクチンはアストラゼネカ製となると記載されていたという。

 現在、ベトナムでは、スプートニクV(ロシア)、シノファーム(中国)、アストラゼネカ(英国)、ファイザー(米国)、モデルナ(米国)の5種類が使用承認されて接種されている。しかし、日本人が現地採用で働く合弁会社などでもファイザーやモデルナが回ってくることは少なく、多くがシノファームだそうだ。

 そのため、日本人社員の中には、シノファームの接種を拒み、大使館が用意するアストラゼネカを待つという日本人も少なくないという。

 「同僚のベトナム人には『中国製ワクチンを接種すると脳が洗脳されて中国にコントロールされる』と本気で信じているのか陰謀論を口にするスタッフもいます。また、富裕層は賄賂を渡してファイザーを打とうと政府機関へ躍起になってかけあっていると噂されています」(ハノイ在住の日本人)

接種証明書で隔離期間が半分に

 現在、ベトナムは入国後2週間の指定ホテルでの強制隔離処置。その後、自宅などで2週間の健康観察期間(外出自粛要請)を実施しているが、今月からは、ベトナム政府が認めた各国で発行されたワクチン接種証明書を持参すれば、それぞれの隔離期間を半分に短縮する新しいオペレーションが始まっている

 ロックダウンが解除されたハノイには、ベトナム唯一の北朝鮮レストランとなった高麗レストランが残っている。

 今回のロックダウンで休業していたはずだが、営業再開したのだろうか。本日、電話をしてみたが、呼び出し音のみで誰も出なかった。

 在職する北朝鮮人スタッフはワクチン接種をするのか。接種するなら本国が拒否したアストラゼネカや中国製なのか、それとも北朝鮮が求めているとされる米国製ワクチンなのか。気になるところだ。

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