15日2万4680人(日本の発表定義)

15日2万4680人(日本の発表定義)

厳しいロックダウンが続く上海

 「中国製ワクチンがオミクロン株への効果が少ないことは、中国政府も知っているじゃないですかね。だから、物理的に人流を断つロックダウンを継続しているのではないでしょうか?」

 と語るのは、現在、千葉県の研究所に勤める中国の医師免許を持つ中国人医師。

 15日の中国本土での新型コロナウイルスの新規感染者は3867人(前日から395人増)。中国の定義で感染者にカウントしない新規陽性者(無症状感染者)は2万813人(前日から119人増)。

 無症状感染者もカウントする日本の発表定義では2万4680人となる。上海が95%超を占める状態となっている。

 「私は中国人なので中国政府が発表する数字は信じていますが(笑)、中国では昨年春から夏にかけて日本を含め世界中で猛威を振るったデルタ株への感染者が少なかったのです。デルタ株へ罹患した人が少ないということは、つまり、その時に抗体を獲得した人が少なかったことになります。これがオミクロン株の感染が広がった要因との見方が中国ではあるようです」(同)

 中国政府は、北京冬季オリンピック開催直前まで、オミクロン株の流入を認めていなかった。

 しかし、現在、上海などで流行しているのは、オミクロン株のBA.2であると認めているようだ。

 また、中国製のワクチン効果が低いことは、以前から、いわゆる西側メディアでは指摘されていた。

 昨年12月14日、香港大学の研究チームは、中国シノバック製ワクチンを2回接種してもオミクロン株を中和する抗体は確認されなかったと発表した。

 この発表は、当然ながら中国本土では報じられることはなかった。

 中国政府が、今もロックダウン頼みのゼロコロナ政策へ固執する理由は、「政治的な理由もありますが、ワクチン効果が期待できないことも関係していると思います」と前出の中国人医師は指摘する。

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