聖域だった慰安婦問題へ激震。挺対協は正義連とともに活動中

聖域だった慰安婦問題へ激震。挺対協は正義連とともに活動中

オンライン座談会(イメージ)

聖域だった慰安婦問題へ激震。挺対協は正義連とともに活動中

 韓国で元慰安婦からの告発で、尹美香氏の疑惑がクローズアップされている。ここ最近は聖域のように扱われて議論を挟む余地すらなかった慰安婦支援団体が自ら屋台骨を揺らしつつある。

 日本でも以前から慰安婦問題に関心持っていた人は挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)や正義連(日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯)が背後に深く関係していることは知っていた。同時にこれらの組織が慰安婦問題を解決を阻害し、平和の少女像と称する慰安婦を象徴する像の設置を強力に推進し、巨大な利権を握っている組織であると認識している人も少なくなかった。

 今でも日本のメディアによっては、正義連は挺対協から引き継ぎがれた後継団体のように報じ、旧挺対協などと紹介しているが事実ではない。挺対協は現在も組織として存在して、正義連とともに寄付金を集め、補助金を受けているからだ。

 疑惑解明へ向けた韓国での動きに注目していきたい。

中国朝鮮族もビックリ

 今回の尹美香氏の疑惑について驚いたと話すのは中国の朝鮮族だ。実業家として活躍する2人の朝鮮族とオンライン会議ツールを使って座談会を実施した。

 話を聞くのは、姜さん40代前半の男性で歯科医院経営者。姜さん自身も現役の歯科医師でもある。日本の中部地方の国公立大学医学部へ留学、研修経験を積んでいる(以下、姜さん)。

 もう1人は、吉さん50代半ばの男性。1998年に起業した商社を経営して、日韓の企業との取引も多い(以下、吉さん)。

 出身地は吉林省と遼寧省と異なるが現在、中国の同じ都市に住んでいるため2人は面識がある。ともに韓国より日本に親近感を持っている人たちであることも前もって書き添えておく。

多くの朝鮮族も知らない韓国の慰安婦問題

多くの朝鮮族も知らない韓国の慰安婦問題

疑惑について釈明する尹美香氏 出典『朝鮮日報

多くの朝鮮族も知らない韓国の慰安婦問題

吉さん 今回の騒動は驚きましたね。よくもまあ、自国民を欺き続けるようなことができたものですね。私の息子がソウルに住んでいまして、たまに日本へ行くときに立ち寄ったりしています。昨年、夏に韓国でベストセラーになっていると聞いて『反日種族主義』を買って読みました。

 読んだ感想は、ちょっと”日本びいきすぎる”なということでした。各主張の根拠があまり示されていないとの印象も受けました。そこに慰安婦をめぐる問題も書かれていましたが、実は、私はこの問題については、ほとんど知りませんでした。

姜さん 私も同じです。慰安婦問題や挺対協という組織自体、(朝鮮族の中でも)知られていないのではないでしょうか。私が小中学生時代の90年代に日本軍が強制的に慰安婦にした問題なんて聞いたこともありませんでした。親や親戚からも聞いたこともありません。つい最近になってぽっと湧いてきたような印象を受けています。

(続く)

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