死亡後の日本人男性から新型コロナ陽性を確認

死亡後の日本人男性から新型コロナ陽性を確認

2020年3月のハノイ。すでにこの時期には人が表に出てこなくなっていた

 新型コロナウイルスの感染拡大の押さえ込みに比較的成功していると言われるベトナムで、日本人が関わる感染が報告された。在ベトナム日本大使館からも登録している在住日本人に対し、緊急メールが送られている。

 事態は2月14日の夜、ハノイ市疾病管理センター(CDC)から発表された。ハノイ在住の日系企業に勤める54歳の男性が亡くなり、死後の検査にてコロナウイルスの感染が確認された。男性は亡くなった状態で滞在先のホテルで発見されており、新型コロナウイルスが直接の死因かどうかは今のところ判明していない。

入国後の具体的な足取りを公開

 この男性は1月中旬にベトナムに南部のホーチミンから入国したばかりで、ベトナム政府がすべての入国者に実施しているおよそ2週間の強制隔離も受けている。隔離中の検査はすべて陰性で、ハノイに到着しておよそ2週間後に亡くなった。

 在ベトナム日本大使館からのメールによれば、強制隔離以降の男性の足取りは以下となる。

1.IBISホテル、ホーチミン市(1月31日夜)
2.ホーチミン市発ハノイ市行きベトナム航空VN254便(2月1日11時発13時20分着)
3.タイホー区クアンアンのタイホー通り2号にある「サマセット・ウェストポイント・ホテル」(2月1日から13日まで)
4.ホアンキエム区ファンチュトリン23号の「サンレッドリバー・ビル」(9階の903号室および2階の「東京レッドグリルレストラン」(2月2日12時から13時まで)。
5.タイホー区クアンアンのXuan Dieu通り168号にある「八十八商店レストラン」(2月3日18時から20時まで)
6.タイホー区クアンアンのXuan Dieu通り51号にある「ラッフルズ・メディカルクリニック」(2月4日朝、2月8日)
7.バーディン区リンランのKim Ma Thuong75号にある「とり吉(とりきち)レストラン」(2月5日19時から21時まで)

 CDCと日本大使館からは、上記の場所に、この日程に近い日に行ったことがあるという人は地元の医療ステーション、もしくは医療センター、あるいは電話番号0969-082-115、0949-396-115に電話するように呼びかけている。

 男性は死亡した状態で発見されており、足取りはこれだけなのかどうかはわかっていない。地元紙によれば、滞在していたサマセット・ウェストポイント・ホテルは現在封鎖されているという。

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